「新しい事業を考えているけど、今ならやっぱりアプリ開発?」
「とりあえずアプリで新規事業を立ち上げよう…でも詳しい内容は決まってない…」
これからアプリでの新規事業を検討している方にお伝えしたいのが、「とりあえず」という理由だけでアプリでの新規事業を始めるのは、大きな失敗を引き起こす可能性があるので危険ということです。
なぜなら、しっかりと事業アイデア・顧客像・提供サービス等について深掘りしておかないと、競争の激しいアプリ市場で「アプリが全然利用されない…どうしよう」という失敗をしてしまうからです。
深く考えずにアプリ新規事業開発を始めてしまい、事業立ち上げ後に後悔しないためにも、以下の3つの点を理解したうえで、プロの新規事業開発支援を受けるのが得策でしょう。

あくまでも「アプリ」は、企業がお客様にサービス・価値を提供するための手段や方法であることを理解しておくことを忘れてはいけません。
そして、どの事業にも共通している「事業アイデアを生み出すための顧客理解」の重要性についても理解しておきましょう。
顧客理解が不足したままでアプリでの新規事業を立ち上げてしまえば、開発期間中や立ち上げ後に後悔してしまう可能性が非常に高いのです。
そこでこの記事では、アプリでの新規事業を検討している方が理解しておくべき知識を、わかりやすくお伝えしていきます。
| この記事でわかること |
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新たな事業を立ち上げるのであれば、将来性がある市場に参入したいものです。そして、その選択肢が「アプリ市場」であることが間違いではありません。
ただし、新規事業を検討するうえで何よりも重要となる「顧客理解」を忘れてしまえば、たとえどんなに良いアプリをローンチしても、利用されない可能性もあるのです。
ぜひこの記事を参考に、少しでも成功に近づけるアプリでの新規事業開発について理解していきましょう。
目次
1. アプリで新規事業はあり!ただし「とりあえず」で始めるのはNG

近年、市場拡大が続いているアプリ業界での新規事業立ち上げは、幅広い分野での成長が期待できるとされています。
ただし、注目市場だからこそ「とりあえずアプリで新規事業」という軽率な考えでのアプリで新規事業を立ち上げるのは危険です。

事実、日常生活に欠かせないものとなっているスマホ、そしてスマホで常に使うことができるアプリは、参入領域として多くの企業が着目しています。
しかし反対に、「ほとんどの人がスマホを使っているし、アプリで事業を始めれば失敗はないだろう…」と、深く考えずにアプリでの新規事業を始めてしまう企業も少なくありません。
その結果、以下のように事業立ち上げ後に失敗してしまうケースも多いのです。
【アプリでの新規事業の失敗例】
- アプリを作ることだけに注力してしまい、都合の良い顧客ニーズしか考えていない
- ニーズを満たしていないため、ローンチ後もアプリの利用数が増えない
- 想像以上に工数とコストがかかってしま、開発資金や立ち上げ後の運用資金繰りがうまくいかない
需要があり、かつ今後の成長が期待できるアプリ市場だからこそ、顧客数も多ければ競合も多くなってきます。
そのため、顧客ニーズをしっかりと満たさなければ、たとえ成長が期待できるアプリ市場でも大きな失敗につながってしまうのです。
新規事業立ち上げで「アプリ開発する」ことだけに意識を奪われてしまうと、新規事業開発の土台ともなる「顧客」を置いてけぼりにしてしまうと覚えておきましょう。
2. 新規事業の検討段階で理解しておくべき3つのこと

これからアプリでの新規事業立ち上げを検討している段階で、企業が理解しておくべきことは主に以下の3つです。
- アプリはあくまでもサービスを提供する「手段・方法」である
- 想像以上にコストと手間がかかるので、試しにやってみるには不向き
- 競争環境が非常に厳しいためマーケティング戦略が重要になる
トレンドなどに流されてしまい、しっかりと検討せずにアプリでの新規事業を始めてしまうと、事業立ち行かなくなってしまう可能性が高いのが現実です。
まだ、アプリでの新規事業の検討段階であれば、間に合います。
大きな失敗を回避するためにも、これからご紹介する3つのことを理解しておきましょう。
2-1. アプリはあくまでもサービスを提供する「手段・方法」である
アプリでの新規事業立ち上げを決断する前に、アプリはあくまでもサービスを提供するための「手段・方法」でしかないと、しっかり理解しておくべきです。
新規事業立ち上げをする際にまず重要なのが、その事業の土台にもなる「目的」ですよね。
「こんな課題を抱えているユーザーを助けたい」
「〇〇を解決するなら、常に持ち歩くスマホを使って写真撮りたい。」
このような思いがなければ、見当違いなアプリを世に出してしまうかもしれません。
その結果、ユーザーに求められず事業も立ち行かなくなってしまうでしょう。
もちろん、手段や方法から逆算して、参入領域を見極めて新規事業立ち上げをするのも一つの方法です。
しかし、手段・方向だけを決めて満足してしまい、事業目的を忘れてしまうと意味がありません。
「何の目的のためにアプリで新規事業を行うのか」を明確にし、事業開発においてブレない軸を持つことが重要です。
2-2. 想像以上にコストと手間がかかるので、試しにやってみるには不向き
「スマホのアプリ開発は、そこまでコストがかからないかお試しに最適」と勘違いしている方もいるかと思います。
形のある”モノ”ではないからこそコストが抑えられると思われがちですが、残念ながら想像以上の開発コストと開発工数がかかるので、気軽なお試し事業としては不向きなのです。
コストと手間がかからないと思われがちなアプリ事業ですが、以下のような開発費用・運用費用がかかります。
費用相場は以下の通りです。
| アプリの種類 | 費用目安 |
|---|---|
| 一般的な企業アプリ | 約 800 万円 |
| EC アプリ | 約 800〜3,500 万円 |
| 複雑な開発が必要なアプリ | 約 4,000 万円以上 |
参考:MLDev「App Development Cost: Understand Your Budget to Build Powerful Apps in 2024」
参考:SPD LOAD「How Much Does It Cost to Build an App in 2025 (Full Breakdown)」
開発するアプリの種類によりますが、約800万〜約4,000万円以上のコストがかかります。
自社リソースですべての開発がおこなえない場合も多いため、外注発注費などでさらにコストと手間がかかる可能性もあるでしょう。
そのため、費用を抑えて気軽に事業として始めるのには不向きだと覚えておいてください。
| 生成AIを使った手軽なアプリ事業では、顧客の本当のニーズは満たせない |
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近年、進化してきた生成AI技術を活用してアプリ事業が始められると考える方もいるかと思います。 もちろん、生成AIを使えば手軽にアプリ開発を行えますが、出来上がったアプリが顧客ニーズをしっかりと満たせるものになっている保証はありません。 また、出来上がったアプリを実際に運用しながら仮説検証やデータ分析を行う必要もあるので、一概に「生成AIを使えば、誰でも手軽にアプリ事業で上手くいく」わけではないと覚えておきましょう。 |
2-3. 競争環境が非常に厳しいため、マーケティング戦略が重要になる
先ほどお伝えしたとおり、アプリ市場は大きく成長を続けている市場です。
そのため競争環境が非常に厳しく、 他の業界よりもマーケティング戦略が重要となってきます。
事業を立ち上げだけで満足してしまい、マーケティングを怠っていては、アプリのダウンロード数も増えずに失敗してしまう可能性が非常に高いのです。
【競争環境が激しい例】
- 常に新しい技術が発展して、アプリを使う端末やプラットフォームが変わっていく
- ユーザー数が圧倒的に多いことに比例して、ユーザーニーズの変化も激しい
- 小規模〜大規模企業まで、参入ハードルが高すぎるわけではない
アプリ市場は、成長著しいからこそスピード感のある開発・対策が求められます。
顧客ニーズをしっかりと満たしたアプリ開発だけでなく、事業開発後も定期的にマーケティング戦略の立案と施策実行に力を入れなければいけません。
アプリで新規事業を立ち上げ、かつビジネスとして生き残っていくためには、激しい競争環境でも耐えるための取り組みが欠かせないのです。
3. 新規事業の検討段階で「顧客理解」を深めることが成功への鍵

簡単に参入できると思われがちなアプリでの新規事業ですが、「とりあえず…アプリで事業を始めてみる」では失敗要素が多いと理解できたでしょうか。
さらに重要なポイントが、 アプリでの新規事業は「正しい顧客理解」を深めることが成功への鍵であるということです。
ここでいう顧客理解の最初の一歩は、「誰に」「どんな喜び」を提供できるのかを定義することです。

この顧客理解をしっかりとおこなっていなければ、お客様に解決策を提示できないアプリを作ってしまい、ローンチしても誰にも見向きもされないアプリを開発してしまうかもしれません。
その結果、新規事業を立ち上げたにもかかわらず、軌道に載せることができずに失敗するケースも少なくないのです。
実際に、以下のような調査結果も出ています。


この調査からもわかるように、「とりあえず」でアプリ開発を決めてしまい、顧客理解が不足したまま誰にも求められないアプリを開発してしまうと事業自体が失敗してしまいます。
「誰に、どんな喜びを提供するアプリを開発するのか…」
「どのような悩みを解決するのか…その手段としてアプリが最適なのか…」
本当に顧客に求められるアプリとは、顧客が抱える課題を解決してあげられるアプリ。
だからこそ、アプリでの新規事業の検討段階で、まずは顧客理解をしっかりと深めたうえで新規事業内容を形作っていくことが重要です。
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4. 新規事業を成功に導くアイデア創出の流れ

アプリでの新規事業を成功に導くためには、開発を始める前段階の「事業アイデア創出」での顧客理解が何よりも重要になります。
顧客理解をしっかりと深めていける事業アイデア創出の流れは、主に以下のようなイメージです。
- 新規事業の目的を明確にする
- 市場や競合について調査する
- 顧客の具体的なニーズや課題を発見して、解決策を考える
- 自社の強みを活かしつつ、他者と差別化できる価値を見出す
- ビジネスモデルを設計する
- 最小限の開発と検証をする
自社にとって最適な事業アイデアを生み出すために欠かせない流れと要素について、簡単にご紹介していきます。
4-1. 新規事業の目的を明確にする
まずは、企業として何のためにアプリでの新規事業を立ち上げたいのかを明確にします。
顧客のニーズを満たすことはもちろん重要ですが、それが企業にとってメリットがあるものでなければいけません。
たとえば、以下のような目的でアプリ事業開発を行うのが一般的です。
| アプリの種類 | 目的 |
|---|---|
| 社内向けアプリの場合 |
・業務効率化 ・コスト削減 |
| 一般消費者向けのアプリの場合 |
・認知の獲得 ・新規顧客の獲得 ・既存顧客の顧客満足度アップ |
なぜ、その新規事業を立ち上げるのかを明確にしておくことで、選択肢としてアプリ開発をするべきなのかも明確になってくるでしょう。
最初に、新規事業の目的を明確にしておくことで、以降のプロセスでのアイデア出しやリサーチも効果的におこなえるようになります。
4-2. 市場や競合について調査・分析する
アプリでの新規事業における目的が明確になってきたら、次は市場や競合についての調査・分析もすすめていきます。
アプリ市場だけに限らず、顧客理解を深めてビジネスで生き残っていくためには、市場理解と競合他社との関係性が重要です。
「このアプリ、他のところにもあるし…珍しくもないかな」や「このアプリは自分が求めているものではないな…」などと感じさせてしまうと、あなたのアプリは選ばれなくなってしまいます。 新規事業においてどのような顧客をターゲットとするのか、その顧客ニーズや課題は何か…
そして市場の流れや、競合他社はどのような取り組みをしているのかを調べていくことが重要です。
【市場や競合調査・分析の例】
- 市場分析や調査(3C分析・4P分析・SWOT分析・PEST分析など)
- 競合分析や調査(4C分析・バリューチューン分析・5F分析など)
- インタビュー(定性調査)
- アンケート(定量調査)
- ポジショニングマップの作成 など
市場分析や競合分析を徹底することで、競合他社との事業内容のバッティングを調べることができます。
それに加えて、検討中の新規事業アイデアの実現可能性・将来性・収益性などについても具体化していけるからこそ、新規事業アイデアを考える際に必要不可欠です。
新規事業開発時に活用できるフレームワークについて詳しくしたい方は、「新規事業のためのフレームワーク集:初心者からプロまで使える43選!」を参考にしてください。
4-3. 顧客の具体的なニーズや課題を発見して、解決策を考える
次はターゲットとする顧客の具体的ニーズや課題を発見したうえで、どのような解決策を提示できるのか考えていきます。
事前の市場分析や競合分析などのデータも活用しつつ、 自社にとっての顧客層と具体的なニーズや課題を深掘りしていきましょう。
この段階で、顧客について深掘りして理解できていれば、ブレない軸のある新規事業アイデアを生み出していけるのです。
顧客のニーズや課題を発見し、課題策を考えるためにできることには、以下のようなものがあります。
【顧客ニーズと課題策発見のためにできること】
- リサーチ(インサイトリサーチ・5Ways・ジョブ理論・タイムマシン法など)
- ブレインストーミング
- カスタマージャーニーマップ
- 社内外へのヒアリング
- 行動観察
- ユーザーモデリング
- ペルソナの作成
- キャストの作成
- ペルソナの検証
- マインドマップ
- 共感マップ
- インタビュー(定性調査)
- アンケート(定量調査) など
さまざまなフレームワークや調査をすることで、より現実的な顧客理解を深めていけます。
事業の目的を達成するためには「誰に」「何を」「どれくらいの粒度で」「いくらで」「どのような方法で」提供するのかを、顧客理解を深めなが追求していくことが重要です。
「きっとこんなお客様が多くて…こんなアプリが欲しいだろう…」
このように未来を予測するだけでは、本当の顧客ニーズは見えてきません。
曖昧な予測だけの浅い顧客理解で終わってしまうのではなく、しっかりと時間をかけて顧客の本当のニーズや悩みを発見して、それを解決するために提供できる解決策(サービス・商品)について考えることが大切です。
顧客理解については「新規事業を成功に導く「正しい顧客理解」とは?捨てるべき3つの常識と”未来の” 顧客インサイトの探り方」でも、詳しく紹介しています。
4-4. 自社の強みを活かしつつ、他者と差別化できる価値を見出す
すべての工程で深掘りして辿り着いた、顧客像やニーズ、データの分析結果などを比較すると、自ずと自社の強みと差別化できる価値が見えてきます。
「自社らしいサービス・アプリって何だろう…」
「他の企業がやっていないアプリってあるの?」
「私たちだからこそ、アプリで提供できる特別な価値ってなんだろう?」
あなたの会社「らしい」や「だからこそ」という、強みのある新規事業を立ち上げるためにも、この段階でしっかりと差別化しながら事業アイデアを出していきます。
アプリでの新規事業として長く生き残っていくためにも、どこにもない独創性のあるアプリ事業ができるような価値を見つけられるように、徹底的に深掘りして事業アイデアを絞り込んでいきましょう。
事業アイデアの出し方が不安な方は、「新規事業アイデアに悩む初心者向け|事例・出し方・評価まで解説」の記事でもフレームワークについて具体的にご紹介しているので、ぜひお読みください。
| 最適な事業アイデアが見えてこない場合は、深掘りが足りていない可能性 |
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自社の強みや最適な事業アイデアが見えてこない場合は、どこかの工程で考えを深掘りできていない可能性があります。 客観的な視点や顧客目線に立てないことで、隠された未来の答えが見えていないのかもしれません。 そのような場合は、自社リソースだけで新規事業開発をすすめるのではなく、実績豊富なプロのサポート会社に依頼するのも選択肢のひとつです。 |
4-5. ビジネスモデルを設計する
この段階までくれば、ある程度の事業内容は固まってきていることでしょう。
しかし、アイデアだけでは新規事業開発をスタートすることはできません。具体的に実現可能なビジネスレベルに落とし込むためにも、開発面や収益面などまでしっかりと形作っていきます。
アプリ開発においての代表的なビジネスモデルは、主に以下の4つです。
| モデルの種類 | 仕組み | 収益方法 |
|---|---|---|
| 無料アプリ | アプリダウンロードから利用まで、すべて無料 | 広告配信 |
| フリーミアム | アプリダウンロードは無料だが、追加要素にお金がかかる | アプリ内課金 |
| 有料アプリ | アプリダウンロードの際にお金がかかる | アプリダウンロード時 |
| ペイミアム | 有料とフリーミアムの組み合わせ。 アプリダウンロード時と追加要素が出た場合にお金がかかる |
アプリダウンロード時とアプリ内課金 |
この4つが、アプリでの事業のビジネスモデルとして知られています。
アプリでの新規事業においてどのビジネスモデルを選ぶのかを決めたうえで、さらにアプリ設計や開発、組織設計や人材育成など、ビジネス全体の企画までしっかりと落とし込んでいくことが大切です。
4-6. 最小限の開発と検証をする
アプリでの新規事業のビジネスモデルが定まってきたら、実際にプロトタイプなどを開発して仮説検証を行います。
事業ローンチ前に、実際のアプリを作り体験してみることで、
・そのアプリはお客様に価値あるもので、企業にベネフィットを与えられるか
・技術面で実現可能な仕組みになっているか
・仕様は適切になっているか
などを明確にしていけます。
【開発と仮説検証の例】
- UX設計とデザイン要件の整理
- プロトタイピングによるデザイン検証
- アジャイル開発
- MVP開発と検証
- プロモーションやテストマーケティング施策
- 仮説検証と成長検証 など
事業ローンチ後に「なんだか、アプリが使いづらい…」ということに気づいてしまうと、大きな修正が発生してしまい、お客様にも多大なる迷惑をかけてしまいます。
最悪のケースを避けるためにも、 最小限の開発で仮説検証ができるMVPやプロトタイピングなどで「本当にこのまま進めていいのか」を確認する ことが重要です。
仮説検証について詳しく知りたい方は「新規事業の仮説検証はこうやる!具体的な手順や使えるフレームワーク」や「新規事業のMVPとは?3つの手法と事例、実施するタイミング」の記事を参考にしてみてください。
5. アプリ新規事業で「顧客理解」を深めて成功した事例:コクヨ株式会社

参考:コクヨ株式会社「しゅくだいやる気ペン」
実際に、私たちえそらLLCでもアプリでの新規事業開発支援をおこなっています。
コクヨ株式会社では「家庭学習がうまくいかずに悩んでいる親子を幸せにしたい」という目的を掲げて、新規事業開発をすすめていました。
しかし、1年以上考えてもなかなか良いアイデアが浮かばない…
そこで実際のお子さまの家庭学習の様子を行動観察し、子どもたちのやる気や集中力を維持するための施策が必要だということに気づいたのです。
そこで思い浮かんだのが、生活の一部となっているスマホアプリと組み合わせる方法でした。
IoT文具である鉛筆を使って勉強した分だけ、専用アプリに「やる気」を注入できる仕組みを思いついたのです。

この事業は、結果として累計販売台数6万台を超えるヒット商品にまで成長しており、キッズデザイン賞やImpress DX Awardsなど数多くの賞を受賞しています。
6. ただし、新規事業に欠かせない「顧客理解」を正しくおこなうのは至難の業

ここまで読み進めてきたことで、アプリでの新規事業も検討段階から土台を整えていかなければならないことが理解できたのではないでしょうか。
そして、その土台を整えるための「顧客理解」がいかに重要なのかということも…
アプリ開発だけに限らず、新規事業の立ち上げにおいて「顧客理解」は時間をかけてでも徹底して深掘りしてくべきプロセスのひとつです。
多くの企業が、自社リソースだけで顧客理解を深めようと努力しますが、残念ながら自社リソースだけでは限界があります。
【自社リソースだけでは顧客理解に限界がある理由】
- 「〇〇なはず」という企業都合でしか顧客像・ニーズを考えられない
- 圧倒的な量の行動観察をするための、自社リソース確保が難しい
- 多角的な視点からの意見が不足している
- 調査や分析に関する知識が不足している
- そもそも新規事業立ち上げの経験がなく、右も左もわからない など
このように、どうしても自社リソースだけでは顧客理解を深めるための施策に限界が出てきてしまいます。
新規事業立ち上げだけでなく、本来の業務も請け負っていれば、なおさら時間や労力の確保も厳しくなってくるでしょう。
自社リソースで限界を感じながらも、「とりあえず」や「なんとなく」で表面上だけで顧客を理解した気になってしまい、そのままアプリ事業を立ち上げて失敗したくないですよね。
このように新規事業立ち上げでの自社リソースに限界を感じられる方が利用できるのが、「新規事業サポート会社」です。
新規事業サポート会社の支援を活用することで、自社ではできなかった深度まで顧客理解を徹底的に深めることができます。
そして、自社にとって最適な新規事業アイデアを生み出して、事業立ち上げまで走り切ることができるでしょう。
新規事業サポート会社について、詳しく知りたい方は「新規事業の相談はどこにする?無料で使える面談や公的機関のまとめ 」の記事をぜひ参考にしてみてください。
| アプリでの新規事業なら「顧客理解」に強いえそらLLCにおまかせ |
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当社、えそらLLCは徹底した「顧客理解」で、企業さまそれぞれの独創性を持った新規事業アイデア創出に強い、新規事業サポート会社です。 えそらLLCのサービスの特徴は以下のような支援を行っています。
「こんな事業内容を考えているけれど、アプリでどうだろう?」まだ頭のなかでふわふわと形になっていないアイデアでも大丈夫です。 曖昧な事業アイデアも、私たちがしっかりと実現可能な事業内容になるまで深掘りしてお手伝いするので、ご安心ください。 まずは、無料で利用できるカジュアル相談で、あなたが考える事業アイデアについてお聞かせください。 |
7. まとめ
この記事では、アプリでの新規事業について検討している方向けに、検討段階で理解しておくべき知識を簡単にお伝えしてきました。
アプリでの新規事業は、今後の将来性も期待できますが、同時に激しい競争率の市場だからこそしっかりと顧客像と事業アイデアを深掘りすることが重要です。
顧客理解が不足したままアプリで新規事業を始めてしまうと、ローンチ後に失敗してしまう可能性が高くるでしょう。
反対に、しっかりと顧客理解を深めておけば、たとえ競争率の激しいアプリ市場でも生き残っていける可能性があるのです。
アプリ新規事業を成功に導くためには、以下の流れでアイデア創出をおこないましょう。
- 新規事業の目的を明確にする
- 市場や競合について調査する
- 顧客の具体的なニーズや課題を発見して、解決策を考える
- 自社の強みを活かしつつ、他者と差別化できる価値を見出す
- ビジネスモデルを設計する
- 最小限の開発と検証をする
誰もが手軽に利用できるようになったアプリだからこそ、大きな成功のチャンスと失敗は背中合わせです。
せっかくの新規事業で失敗しないためにも、ぜひこの記事を参考にアプリ新規事業の土台を整えた上で、事業計画や開発について考えていけるようにしましょう。












