User Experience DesignUXデザインコンサルティング
新規プロダクトのデザイン支援
顧客との対話を繰り返し、プロダクトの成果を最大化します
新規事業を成功に導くためには、見た目の良さだけを追求するデザインクオリティよりも、顧客理解に基づく仮説検証プロセスの適切な管理が不可欠です。
デザインは、単に美しさを加えるためだけのものではなく、事業の核心となる仮説を形にし、その検証を促進するための重要な手段でもあります。このプロセスを通じて、私たちは市場の声に耳を傾け、フィードバックから学び、仮説を具体化し、試してみることで、プロダクトを顧客の真のニーズに合わせて進化させていきます。この繰り返しにより、不確実性を乗り越え、事業を成功へと導く確かな道筋を描き出します。
デザイン支援のすすめ方
顧客理解にもとづいて、テストドリブンでデザインを進めます
顧客の反応に応じて、どの段階にでも立ち戻れるようなコントロールが必要です
アイデアを検証する
お金を払っても良いと思えるだけの
価値を感じてもらえるのか
このフェーズでは、アイデアが市場に受け入れられる価値を持っているかを再確認します。
誰にどんな価値を提供するのかを具体的に定義し、ターゲット像と実現すべき価値を可視化します。その上で、提案される価値が、課金してもらえるほど十分に魅力的かを明らかにします。
代表的なアウトプット
・キャスト、ストーリーボード
デザインを検証する
実証された価値を
プロダクトとして正しく再現できるのか
プロダクトが価値を適切に表現しているかを確認します。
顧客目線でデザイン要件を検討し、何を見て、何を考え、どのように行動してもらいたいのかを明確にします。これに基づき、プロトタイプを作成し、実際の顧客に提示してその反応を検証します。
代表的なアウトプット
・カスタマージャーニー、シナリオ、デザイン
成果を最大化する
ターゲットにとって必要不可欠な価値を
感じてもらえているのか
実際にプロダクトを利用しているターゲットに直接会い、彼らの生の声を聞き、期待とニーズに正確に合致しているかを検証します。
フィードバックを集めることで、ターゲット像のずれを修正し、サービスをさらに磨き上げるための洞察を得ることができます。
代表的なアウトプット
・ロードマップ
テストドリブンでデザインを進めるにはリサーチの仕組みづくりも必要
テストドリブンでのデザイン進行には、効果的なリサーチの仕組みが欠かせません。要件の変化に迅速に対応し、顧客との継続的な対話と検証を通じて価値と機能を証明するために、この仕組みを整えることが重要です。
「早く賢く失敗する」という考え方を取り入れることで、仮説を速やかにテストし、学びをデザインに反映させるプロセスを効率化します。このアプローチは、リサーチを通じてより価値あるデザインを生み出す土台となります。
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えそらLLCのデザイン支援の特徴
アイデアの検証から始める
新規事業が失敗する理由の1位である、No market need(誰もそれをほしがらなかった)を回避するために、 わたしたちのデザインはアイデアの検証からスタートします。
顧客心理の変化を検証する
デザインによって、成果につながる一連の行動を顧客に喚起するためには、顧客の心理の変化を正確に捉えておく必要があります。起こすべき顧客心理の変化をシナリオで明確に表現し、デザインを見た顧客の頭の中で、実際にそのような変化が起きているのかを検証します。
対話の仕組みをつくる
事業開発のベースになるのが顧客との対話です。仮説検証をスピーディーに回すために、検証に必要な人といつでも気軽に対話できる仕組みを構築します。
デザイン支援の事例
ストーリーボーディングで顧客理解を深め、キラーコンテンツ発想の起点に
TIS株式会社 様
地域ウォレットアプリ
後発の決済サービスとして、地域住民の生活のどのようなシーンにハマるのかをゼロから模索する必要がありました。
そこでプロジェクトでは、決済を含む様々な生活シーンのストーリーボードを描き、ターゲットに見せてフィードバックをもらうことを繰り返しました。
仮説検証を回すたびに顧客理解が深まり、それがキラーコンテンツを発想する起点になりました。
歯科医の課題を解決する中で患者の理解も深まり、双方が嬉しい機能を実現
株式会社SJメディカル 様
治療方針のプレゼンツール
当初「歯医者さんの課題を見つけて解決するようなシステムを作りたい」という漠然とした課題感でのスタートでした。
歯科医や患者さんの話を聞いていくうちに、いくつもの課題が見つかり、ストーリーボードを複数描いて検証する中で方向性を絞っていきました。その中であまり見えていなかった患者さん側の理解が深まり、患者目線も含めた企画を考えることができました。
MVPを通した検証で初期のプロダクトに必要な機能を明確に
合同会社Smiles 様
イラスト添削指導サービス
オンラインのセルフ学習でイラストを学ぶ人たちにうまく使ってもらうため、どのような支援ができるのかを探りました。
MVPを作成し、いくつかの案を検証し、ターゲットとする人たちがモチベーション高くレッスンを受け続けるために、何が効果があって、何がそうでないのかを明確に見分けられるようになり、初期に実装すべきものをミニマムに抑えることができました。
シナリオに基づいたデザインで
既存/新規のUIを統合的に検討
株式会社ラフール 様
従業員のストレスチェック SaaS
優先度の関係で、後回しになっていたデザイン面の支援をさせていただきました。
既存デザインの問題点を改善しつつ、新機能の検討も同時に行いたいという要件だったため、ユーザーテストによって既存画面の課題抽出たうえで、新機能の要件と合わせてシナリオを作成しました。これにより、利用者の体験を軸に、既存画面と新規画面を統合的に検討することができました。
現場の声を取り入れ、高機能と分かりやすさを両立したUIに
VANDDD株式会社 様
M&A 案件管理システム
機能優先で開発を進め、顧客を獲得されてきたプロダクトで、その分UIが複雑になり、基本的な問い合わせが増えて困っているというご相談でした。
ユーザーテストを実施し、M&Aに関する業務フローを明らかにした上で、業務の流れとのズレを解消するよう既存機能の整理とナビゲーションの提案を行いました。セルフで使いこなせるプロダクトを目指して改善を行い、先方にもご満足いただきました。
専門家評価を通した要件定義により
スムーズなオンボーディングを実現
株式会社サーティファイ 様
オンライン試験サービス
セットアップのために利用者が読む長いPDFマニュアルを、負担軽減のためにWeb上のインタラクティブな設定画面に変更したいというご相談でした。
PDF→Webという手段の変化により、新たな体験を定義する必要があったため、ヒューリスティック評価により改善要件を洗い出し、新たなデザイン案を作成しました。さらにユーザーテストも実施することで、スムーズなオンボーディングの実現につながりました。
サービス紹介動画のご案内
えそらLLC の新規プロダクトのデザイン支援について、「どのような流れで進めるのか」「具体的に何をやってくれるのか」「いくらかかるのか」等、事例をふまえてご紹介します。
成功のための協業
スタートアップも大企業も、立ち上げ期にはリソースとスキルが不足しがちです。この段階で「早く賢く失敗する」ためには、効率的な対話とスキルセットの確保が鍵となります。特にリサーチ技術、デザインスキル、ビジネスモデル構築に必要な資源が足りない場合、その全てまたは一部を外注することをお勧めします。外部の専門知識を活用することで、目標達成への道をスムーズに進めることができます。
→ 新規事業のUXデザインは自社でやるべき?それとも外注すべき? | えそらLLC UX ブログ (esaura.jp)
→ UXデザインを依頼する前に知っておきたい!内製と外注の選択のコツ | えそらLLC UX ブログ (esaura.jp)
えそらのリソース | 貴社のリソース | ||
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壁打ち・ファシリテーション | 弊社コンサルタントが伴走します 定期的な壁打ちだけのご依頼をはじめとし ごく低予算からご相談いただけます |
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まるごと支援 | リサーチ実務やデザイン実務も行います 必要なアウトプットや期間により リソースや費用を柔軟に調整いたします |
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ご相談事例:
- 成果に繋がらないのはUIが悪いからだと思っているが、どこが悪そうか見てほしい
- チームメンバーにユーザーテストの重要性を理解してもらう方法を一緒に考えてほしい
- パートナー会社を探すときに、どんな基準で選び、何に気をつければ良いか知りたい
- ユーザーテストを始めたいが、何から始めれば良いのかわからないので一緒に考えてほしい