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【2025年版】UXリサーチを高速化!5つのインタビュープラットフォームを比較

デザイン思考の広まりとともに、ユーザーとの対話は新規事業の立ち上げや既存サービスの改善に欠かせないプロセスとなりました。中でもインタビューは、アイデアの仮説検証に最適な手法です。

とはいえ、対象者の募集や日程調整、事前準備などの手間から、繰り返し実施するのが難しいという課題があります。リサーチ会社に依頼する方法もありますが、費用や柔軟性の面でハードルがあるのも事実です。

そのような中、インタビューの負担を軽減し何度も回せるようになる『インタビュープラットフォーム』が活用されるようになってきました。本記事では、主要なサービスを比較し、それぞれの特長を紹介します。

新規事業における、インタビューの重要性は以下の記事でも紹介していますので併せてご覧ください。

1. 各インタビュープラットフォームの比較結果

今回比較したインタビュープラットフォームは、pivo、ユニーリサーチ、Lupe 、sprint、interview zeroの5つです。pivoは、当社が提供しているツールです。
簡易版と詳細版を用意しました。表の画像をクリックすることで詳細版を参照することができます。詳細版では簡易版に掲載されていない項目の比較も行っておりますので、興味のある方は是非クリックしてみてください。

インタビュープラットフォーム比較表 簡易版

※クリックで詳細版を表示します
※基本的にはサイト上で公開されている情報を参考にし、比較しています。
※2025年7月3日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

2. 各インタビュープラットフォームの特徴

2-1. pivo(ピボ)

・毎月何人でも、何回でもインタビューを実施可能(インタビュー無制限)
・自社の顧客とpivoが提供するパネルからリクーティング可能
・対象者の募集から日程調整、同意取得、謝礼送付までを一気通貫で自動化
・専任チームが常時サポートし、柔軟に対応

当社が提供しているツールです。
新規事業の各フェーズにおいて、ターゲットユーザー、自社顧客、競合利用者など、話すべき相手が変わる中でも、一貫してアプローチすることができます。

モニターの募集から日程調整、Zoom URLの発行、謝礼の支払いまで、オンラインインタビューに関わる事務作業一括を自動化してくれます。自社顧客へインタビュー実施をする場合は、自社のサービスユーザーやメルマガ会員に向けて招待を配布した後、対象者と日程候補を挙げれば、あとはインタビュー当日を待つだけです。

また、事前アンケートの自由度が高いため、より狙ったターゲットを捕まえやすいのも特徴です。インタビューに不慣れな方のために、pivoでは専任のコンシェルジュ(サポート部隊)が案件毎に付きますので、安心してお任せいただけます。

※2025年7月3日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

2-2. ユニーリサーチ

・最短当日で調査開始、即日インタビュー可能
・募集後はマッチングを待つだけ、マッチング後は日程候補を挙げて待つだけ
・しっかりした管理画面と充実したFAQ

実施したい調査を選択し、募集条件の入力と事前設問(※プランによって設問数が異なる)の設定を完了後にすぐに募集を開始することができます。
応募者の中から、条件に合致した対象者とマッチングするのを待ちます。最短で当日のインタビューも可能で、スピード感のある調査を行うことができます。管理画面はシンプルで扱いやすく、FAQも充実しており、初めての利用でも安心です。

謝礼は設定額の70%がモニターに渡る仕組みのため、難易度の高い条件設定時には金額の見え方に注意が必要です。公式サイトには、平均のマッチング数や所要時間の目安も掲載されており、検討段階でもイメージがつかみやすい点が魅力です。

※2025年7月3日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

2-3. Lupe(ルーペ)

・約3,0000万人のモニターからリクルーティング可能
・モニターに説明・案内などを事前にLupeのホストが行ってくれるので安心
・調査主体はLupeとなり社名非開示で実施可能

調査パネルもしくは自社会員に対してオンラインインタビューの募集、実施ができるリサーチプラットフォームです。
国内約3,0000万人の15〜70歳のモニターから、100項目以上の属性情報で絞った対象者に対してスクリーニングアンケートで募集ができます。
スクリーニングアンケートの配信、予約募集、日程調整、対象者との連絡やり取り、インタビュー当日のZoom接続サポート、録画と開示範囲の許諾、謝礼送付など、必要なオペレーションは、全てLupeのホストが対応し、利用者はインタビューだけに集中ができます。

※2025年7月3日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

2-4. Sprint(スプリント)

・最短5分でマッチング、即インタビュー可能
・月額定額制で、プランにより回数無制限に利用できる
・モニターの募集/選定、インタビュー実施、録画データの取得まで、すべてSprint上で完結

最短5分でユーザーとマッチングし、インタビューを開始できるオンライン定性調査サービスです。
事前にスクリーニングされた対象者とリアルタイムでつながることができ、申し込みから数分でマッチングが可能で、すぐにインタビュー(ビデオ or チャット)を開始できるという、圧倒的なスピード感が特長です。

月額定額制で、インタビュー回数無制限のプランもあり、頻繁にインタビューを実施したいチームに最適です。インタビュー形式はビデオとチャットの両方に対応しており、チャットインタビューは、テキストベースで1対1~最大5名まで同時に実施可能で、ビデオインタビューは、30分間の1対1のインタビュー実施が可能です。

※2025年7月3日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

2-5. Interview Zero(インタビューゼロ)

・130万人以上のモニターから条件に合う対象者をスピーディに募集可能
・見学者用のバックルームを完備し、社内の関係者もリアルタイムで見学ができる
・必要な分だけ購入できるチケット制(スポット利用プランもあり)

株式会社マクロミルが提供するセルフ型のオンラインインタビュープラットフォームです。130万人以上のモニターから条件に合った対象者を抽出し、最短で当日のインタビューも可能です。

25,000円/30分(税別、20枚セット購入の上、30分インタビュー調査を実施した場合)から利用可能のチケット制で、必要な分だけ購入することができ、インタビューが未成立の場合はチケットが返却されるため無駄な費用が発生しません。

募集条件の設定、事前アンケート(最大10問)、候補者とのチャット、日程自動マッチング、インタビュールーム、バックルーム(見学者用)、発言録・AI要約の自動納品などの全工程がオンラインで完結することができます。

※2025年7月3日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

3. まとめ:インタビュープラットフォームでUXリサーチを加速しよう!

今回は事業開発におけるUXリサーチに有用な、インタビュープラットフォームについて比較しました。

インタビュープラットフォームは、インタビューにかかる手間を大幅に削減してくれるツールです。
これまで時間やコストがかかるからと諦めていた定性リサーチも、インタビュープラットフォームを利用することでもっと手軽に実施いただければ、よりユーザーの声を取り入れたプロダクトづくりが、身近な活動になっていくと思います。

それぞれのツールの特徴を踏まえた上で、新規事業の企画/既存事業の改善に、是非インタビュープラットフォームの導入を検討してみてください。

インタビューをもっと行いたいけど、時間や予算を踏まえるとなかなか実施できなくて困っているという、事業企画担当者やデザイン現場の方は、ご相談に乗りますので、ぜひお問い合わせください。

この記事を書いた人

荒嶋 英幹

ディレクター/デザイナー HCD-Net認定人間中心設計専門家

定量/定性調査設計、分析、ペルソナやシナリオ作成、UI設計、ビジュアルデザインなどなど、UXデザインプロセス全般に渡って、主に実作業を行っています。その他、インタビュープラットフォーム「pivo」の開発。

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