世の中の事業開発チームがどのようなツールを使っているのか気になりませんか? 適切なツールを選んで、上手く使いこなすことが、新規事業開発の戦いを有利にしてくれます。
今回は、えそら合同会社が新規事業開発支援をする中で実際に使用しているツールの中から、無料または低コストのおすすめツールをご紹介します。
これから新規事業を立ち上げる企業様に少しでもお役立ていただけましたら幸いです。
目次
セルフ型アンケートツールおすすめ5選
新規事業を進める中で、必ずといってもいいほど行う情報収集。しかし、すべてを人の手だけで行おうとすると、膨大な手間とコストが必要となります。
そんな手間とコストを大幅に減らすことができる、セルフ型のアンケートツールを5点ご紹介いたします。
基本的に無料のものや低コストのものをご紹介いたしますので、ぜひお役立てください。
Questant
Questant(クエスタント)とは、株式会社マクロミルが提供する、初心者でも簡単に扱うことができる、直感操作型のアンケートツールです。
特徴
- 無料プランあり(※機能制限あり)
- 画面と会話をするような感覚で簡単にアンケートを作成できる
- 作成したアンケートは、メール、SNS、QRコードでお知らせできる
- マルチデバイスに対応(パソコン、タブレット、スマートフォン)
- アンケート結果はリアルタイムでグラフに反映できる
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
Googleフォーム
https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/
Googlフォームとは、いわずと知れたGooglのサービスの1つとして提供されている、情報収集ツールです。
初めて利用する方でも、簡単かつスピーディにアンケートフォームを作成することができる、とても扱いやすいアンケートツールになります。
特徴
- 無料で全機能を利用できる
- 豊富なテンプレートから最適なアンケートを手軽に作成できる
- マルチデバイスに対応(パソコン、タブレット、スマートフォン)
- アンケート回答が自動集計され、リアルタイムに結果が見られる
- 複数人で一緒にアンケートを作成できる
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
SurveyMonkey
SurveyMonkey(サーベイモンキー)とは、最短3分で簡単にアンケートが完成する手軽さが魅力のアンケートツールです。セキュリティやサポート面も充実している為、世界で33万以上の企業が導入しています。
特徴
- 無料プランあり(※機能制限あり)
- セキュリティを重視した法人向けプランがある(有料)
- 豊富なテンプレートから最適なアンケートを手軽に作成できる
- メールやSNS、Webサイトなど幅広い方法でアンケート回答を収集できる
- 回答結果を回答者グループや属性ごとに自動分析してグラフで表示
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
Fastask
Fastask(ファストアスク)とは、シンプルな操作性と分かりやすいデザインで構成された使い勝手の良いアンケートツールです。業界最大規模のモニター数と品質維持を実現し、セキュリティ対策もしっかりいている為、全国3,000社以上の企業で利用されている人気のツールです。
特徴
- サイト内のオンライン見積もりで料金を確認できる
- 直感的に操作することができるシンプル設計
- メンバー共有機能で、複数人の同時操作が可能
- 属性などの配信条件を設定することができる
- 調査上の作法やロジックの手厚いチェックが受けられる
- アンケート回答が自動集計され、リアルタイムに結果が見られる
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
QIQUMO
https://www.cross-m.co.jp/original_method/qiqumo/
QiQUMO(キクモ)とは、株式会社クロス・マーケティングが提供する、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単にアンケートを作れるセルフ型アンケートツールです。
どんなに使っても【設問数×回収数×10円=料金(税抜)】と、低コストで利用することができます。
特徴
- 定額料金が不要の従量課金制(設問数×回答人数×10円のみ)
- ドラッグ&ドロップで誰でも簡単、スピーディにアンケートを作成できる
- 200万人以上のモニターへアンケート配信が可能
- 最短1時間で1,000人のアンケート回収も可能
- 調査結果をエクセルファイルでダウンロード可能
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
インタビューに使えるおすすめツール&サービス7選
新規事業開発を進める中で、ユーザーとの対話は非常に重要です。何度もインタビューを行うからこそ、自分たちにあったツールを選びたいですよね。
ここでは、ユーザーインタビューに使えるツールやサービスを7つご紹介します。
pivo
pivo(ピボ)とは、事業開発におけるインタビュー(ユーザーテスト含む)に協力してくれるモニターを、自社サービスの登録ユーザーの中から自動で高速に募集できる無料ツールです。いつでも話をきける自前のモニターを抱えることができ、最短3営業日でインタビューを実施。ユーザーとの対話が極めて重要な事業開発において有利な戦い方が可能になるツールです。
また募集だけに終わらず、モニターとのアポ調整からZoom URLの発行、謝礼の支払いまで、オンラインインタビューに関わる事務作業を大幅に自動化してくれます。
※ pivoからのモニターパネルの提供は実施しておりません(2023年5月現在)
特徴
- 無料で全機能を利用できる(2023年5月現在)
- 自社顧客に招待リンクを配布し、モニターを募集してくれる
- 事前アンケートで条件に合うモニターをリストアップできる
- 話したい相手を選ぶだけでアポを自動調整
- 最短3営業日でインタビューの実施が可能
- ZoomURLの発行、リマインド、謝礼支払いなどの代行
※2023年5月8日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
Lupe(インタビュープラットフォーム)
Lupe(ルーペ)とは、GMOリサーチとLupeの協業で提供を開始した、新規事業・新サービス開発のための調査に特化したオンラインインタビューサービスです。
特徴
- 1名3.5万円で利用可能(20名実施の場合)
- 日本最大級のパネルネットワークから調査対象者をリクルーティング
- 100項目以上のモニター属性情報と、事前アンケートによる高精度な絞り込み
- 業界・職種・役職などのビジネス属性によって、BtoB領域の調査にも対応
- 日程調整・謝礼手配などの代行
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
uniiリサーチ(インタビュープラットフォーム)
https://unii-research.com/business/
uniiリサーチ(ユニリサーチ)とは、インタビューリサーチを行いたいクライアントと、インタビューを受けることで情報提供を行うサポーターをつなぐ、オンラインインタビュープラットフォームです。依頼者とサポーターはビデオチャットサービスZoomを活用し、いつでもどこでもインタビューの実施が可能です。uniiリサーチが事前にクライアントから謝礼をお預かりし、インタビュー完了後にサポーターに支払いを行うため、安心してインタビューの実施が可能です。
特徴
- ユーザー募集は無料
- 1名3,500円/30分~低コストでインタビューが可能
(※内70%=インタビュー対象者への謝礼、30%=プラットフォーム利用手数料) - オンラインマッチングで最短当日のインタビュー実施が可能
- 応募時に最大4問のスクリーニング設問を設置可能
- 日程調整・謝礼手配などの代行
※2023年5月18日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
ビザスク(インタビュープラットフォーム ※有識者)
ビザスクとは、BtoB業界を中心に現職からOBまで、豊富な経験を持つアドバイザーが40万人超登録。実名登録された業界有識者の生の声を直接聞くことができるスポットコンサルサービスです。
特徴
- 1名平均1.5万円から利用可能
- 最短24時間で候補者を提案し、すばやくマッチングを実現
- 業界の有識者に1時間/平均2万円でインタビュー可能
- 大手企業や金融機関も利用する安心・安全なプラットフォーム
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
ミルトーク(掲示板)
ミルトークとは、Web上で生活者と直接会話ができる、マクロミルが開発したユーザートークサービスです。無料の掲示板で意見・アイデアを収集することができ、有料のトークルームを作成すれば、気になる人とじっくり話しをすることも可能です。
特徴
- 無料プランあり(※機能制限あり)
- 一般ユーザーの生の声をリアルタイムに収集できる
- 集めたコメントを分析し、グラフ化してくれる
- 気になるユーザーとチャット形式でオンラインインタビューができる(有料)
- 自社と接点のないユーザーのリアルな声を集めることができる
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
Sprint(チャット)
Sprint(スプリント)とは、オンラインで定性調査を行うことができるチャットインタビューツールです。5分で対象者とのマッチングを行い、リアルタイムインタビューを30分間実施できます。
特徴
- 月額制で何度でも繰り返しインタビュー可能
- スマートフォンのプッシュ通知を利用し、5分間で対象者をリクルーティング
- インタビュー中は画像や動画、WebサイトのURLの提示も可能
- 最大5名のマルチインタビューも可能
- インタビューの様子は動画で再現&Excelでダウンロード可能
- インタビュー結果をワンクリックでメンバーへ共有
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
Yenta(ビジネス版マッチング)
Yenta(イェンタ)とは、人工知能を活用したビジネスパーソン向けのマッチングアプリです。人材の確保や企業のパートナーを見つけたり、多種多様な業種の人とつながりを持てるのが最大の特徴です。
特徴
- 無料プランあり(※機能制限あり)
- 起業家、デザイナー、弁護士など多種多様な業種の登録ユーザーと出会える
- 毎日12時にAIがおすすめする10人のプロフィールが届く
- 簡単スワイプ操作で会いたい人を選択するだけ
- マッチング成立後、メッセージのやりとりが可能になる
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
オンラインでブレストできるおすすめツール3選
ブレストとはブレーンストーミングの略で、複数の人が一つのテーマに自由に意見を出し合う会議方法で、新しい発想などを導き出す手法です。
自由な発想や意見を話せるカジュアルな会議として、いろいろな場所で活用されています。
テレワークが主流になってきている今、オンラインでブレストができるツールをご紹介いたします。
miro
miro(ミロ)とは、豊富なテンプレートと使い勝手の良いUIで人気のオンラインホワイトボードツールです。オンラインで利用できる広大なキャンバス上で、付箋を貼ったり絵を描いたり、と様々なシーンで利用できるほか、様々なツールと連携して、タスク管理、ミーティング、ファイル共有といった幅広い業務をまとめて行えるプラットフォームとして利用できます。
特徴
- 無料プランあり(※機能制限あり)
- 同じボード上で複数名の同時編集が可能
- だれでもすぐに使いこなせるシンプルなUI
- マルチデバイスに対応(パソコン、タブレット、スマートフォン)
- Dropbox、Zoom、Slackなど、様々な外部サービスと連携可能
- ホワイトボードをまるごと保存できる
- 高度なセキュリティで安心安全
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
Googleスライド
https://www.google.com/intl/ja_jp/slides/about/
Googleスライドとは、Google の企業向けコラボレーションツール「 Google Workspace (旧 G Suite)」の中のプレゼン資料作成アプリです。クラウド上で動作するため、OS環境を問わず利用できる上、共有機能を使うことで、効率的に共同編集ができます。
特徴
- 無料で全機能を利用できる
- マルチデバイスに対応(パソコン、タブレット、スマートフォン)
- Webブラウザ上でプレゼン資料を作成・管理できる
- 共同編集機能で、複数人で同時編集が可能
- PowerPoint との相互変換や、PDF への書き出しも可能
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
Strap
Strap(ストラップ)とは、リアルタイムで図解やテキスト情報の共同編集を可能にするオンラインホワイトボードです。コラボレーション空間をオンラインで再現し、プロジェクトを前進させることに集中できる環境を実現します。
特徴
- 無料トライアルあり
- 同じボード上で複数名の同時編集が可能
- テンプレートを使って人に伝わる図を簡単に作成できる
- 作成した資料をStrap上で共有し、コメントでフィードバックがもらえる
- 個人の作業スペースとチームで共有するスペースを分けられる
- 特定の人だけが使用できる権限管理機能で、機密性を保ちながらの作業が可能
- カーソル表示機能で同じスペース上のどこの情報を見ているかリアルタイムで把握
※2022年5月11日時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
まとめ
今回は、弊社の新規事業開発支援の中でも使用しているものをベースに、おすすめのツールを15個ご紹介しました。新規事業開発の成功に向けて、これらのツールを上手く活用してみてください。
別記事で、新規事業開発にお役立ていただけるフレームワーク集もご紹介しています。こちらもあわせてぜひご活用ください!