esaura LLC, えそら合同会社

WORKSえそらのUXデザイン事例

【pivo事例紹介 #2】インタビュー実査まで2週間から1週間に短縮

弊社のpivoをご活用いただいた企業さまに、活用にいたった経緯や活用を通して感じた率直なご感想などをお話しいただくインタビュー企画です。

pivoを使ってみたい、pivoに興味があると考えていらっしゃる方へ、実際に活用された企業さまの生の声をお届けします。

今回は、まずは社内で使ってみたい!との声があり、弊社のオンライン行動観察リサーチを手掛ける「iinaa」チームがpivoを活用。社内メンバーだからこそ言える、ホンネを取材しました。

クライアント情報
  • iinaaチーム(esauraLLC内)
    ディレクター/デザイナー 荒嶋英幹さん
  • インタビュー経験年数:5年以上
  • 事業内容:UXデザインコンサルティング

<利用目的>

既存のリサーチサービスから、新しいリサーチサービスへ移行するにあたり、既存モニターが離脱せずに新しいサービスへ移行してくれるのかを検証するために、限られた時間の中であまり工数をかけずにインタビューを行いたい。

<背景/課題>

モニターとの調整業務において、実査当日まで随時変動するステータスをモニターごとに対応する必要があり、工数がかなりかかっていた。
さらに副次的に、案内間違いや人的ミスによるリスケなどを発生させないようにという精神的な負担もかかることが分かっていた為、チーム内のリソースを考えるとなかなか着手できなかった。

<課題に対する成果>

今回大部分を自動化できるpivoを利用したことにより、業務時間を大幅に削減できた。さらにモニター対応に不備がないよう、細部まで気を抜けなかった精神的な負担も大幅に削ることができた。


ー まず、ご担当者さまのミッションと役割を教えてください

既存のリサーチサービスiinaaのオーナーであり、iinaaをどうバージョンアップしていくかを常に考えていました。
今回、iinaaが後継サービスに移行することになり、サービスの仕立て自体が変わることに対するモニターの正直な気持ちを把握し、できるだけ多くのモニターに後継サービスに移行してもらい、離脱を減らすというのが私のミッションでした。

これまでのモニター募集方法や課題に感じていた点があれば教えてください

クライアント案件として、過去にiinaaモニターを使った座談会を何度か行ったことがあります。
その時はアプリ内で、座談会への募集をかけ、該当する方と日程調整など何度と無くやり取りをした後、ご参加いただくという流れだったのですが、リクルーティングも含め、少なくとも座談会の1ヶ月前からコツコツと準備を始めないと間に合いませんでした。
そんな中特に大変だったのは、モニターへの配慮の部分ですかね。
当たり前の話ですが、私たちにとって、iinaaモニターはとても大切な存在ですので、間違えや失礼があってはいけないと、いつも以上に、気をつけながら調整をしていました。モニターからのメッセージに素早く対応できるように、まめにメールのチェックをしたり、送る文面に誤りがないか何度も確認し直したり…。
別のタスク作業中でも頭の片隅でずっと気にかけながら、終始モニター1人ひとりとのやり取りに神経を使っていました。

ー pivoを使ってみようと思ったきっかけを教えてください

1番は社内で新規事業開発として「pivo」を進めているチームがあったことです。
インタビューは何百人に行うわけではない為、やろうと思えば自分達だけでもできるので、iinaaチーム内だけで行う選択肢もありました。
ただpivoでは、時間はもちろん、精神的にも負荷がかかっていたモニター募集業務を自動化できるということを聞いて、それなら使わない手はない!と利用を決めました。

これまでの募集方法と比べたときに、一番良かったと思う点を教えてください

インタビューを行う上でクレームにつながるようなことは避けたかったので、細かな部分まで神経を使っていましたが、pivoがその大部分を巻き取ってくれたことで、精神的な負担が大幅に軽減された点が特にありがたかったです。

ー インタビューを行う上で感じていた課題は解決されましたか?

今まではいかに問題を起こさずに当日までこぎつけられるかというところで、モニターとのやり取りには本当に神経を使ってきました。
そこを今回pivoが代わりに行ってくれたことで、気にかけないといけないことがぐっと減ったので、インタビュー当日の質問の設計や、参加いただくモニターが持っているコンテキストの把握など、本来やるべきことにしっかり時間を割くことができました

pivoを使ったことで、どのくらい工数を削減できましたか?

工数的には60%も削減できた気がしています。
実際にインタビュー業務に使った主な時間は、招待メールを送る作業と、実査の時間だけでしたので。
これまでは、1回の座談会を開催するために、モニターに声をかけるところから実査までのオペレーションを5人日程度かけて行っていたのが、pivoを使った場合は2人日でできるという感覚です。さらに、モニターとの連絡業務があるのでこれまでは3人体制を敷いていましたが、pivoを使う場合は1人で十分でした。
さらに言えば、今回モニターとのやり取りでの精神的な負担もなかったので、そういった目に見えないけれど、実は意外とかかっていた工数までを考えたら、それ以上の削減率かもしれないです。

ー 希望される方とお話しはできましたか?

話をしたいモニターを確実にキャッチできましたし、全員が参加してくれた事を考えると時間をかけていた頃と比べて、変わらぬ品質で行うことができました。

スピードはいかかでしたか?

体感としては2倍のスピード感でした!
リクルーティングには2週間程度かかっていたのが、1週間でできるようになったのは「すごく早い!」という印象です。

ー pivoを利用してみていかがでしたか?率直な感想を教えてください

スピード感もあり、チーム全体としても、今まできちんと聞けていなかったユーザーの声を聞くことができ、学びがあったねと非常に満足しています。
特に感動したのは、モニターとの日程調整やZoomURLの発行、謝礼、それらに付随するモニターとの細かなやりとりや管理画面の更新等々、モニターの人数分繰り返し行われる、単純ながら確実に時間や精神的な負担を強いられてしまう地道な作業部分を大きく削減できたことです。
しかしながら、丁寧に行いたいスクリーナー部分(集めたいモニターの条件定義)などに関しては、最初のオンボーディングでしっかり聞き取りをしてもらえ、随時Slackで気軽にやり取りができたので、不安感もなく進めることができました。

今後どの様にpivoを使っていきたいと思いますか?

次回以降はインタビューをこれまで以上に積極的に行えそうな気がしています。
今回利用したことで、自社のモニターリストがすでにでき、話しかけたい人が揃っている状態なので、再募集をかける必要がないのはいいですね!
2回目以降の方がハードルが低いと感じています。
今後、調査課題ができた際にはpivoを活用することで、もっと気軽なレベル感でインタビューを行っていきたいです。

ー 最後に、他社にpivoを紹介するとしたらどんなサービスだと紹介しますか?

「自社でのリクルーティング工数と精神的負担を、大幅に削減してくれるツール」ですかね。
pivoを使うことで、細切れに入ってくるインタビュー作業に追われることもなければ、いつ連絡がくるか分からないモニターとのやり取りに気を使う必要がなかったので、インタビューでの聴取内容の検討に集中することができ、効率的に時間を使うことができました。
また、一大イベントのように感じていたインタビューですが、pivoを使えばこんなにも負担なく、気軽にインタビューができるんだ!という実体験から、「自社ユーザーと気軽に話せる機会をつくってくれるサービス」だとも紹介したいです。


どうもありがとうございました。

今回は、弊社内のチームで活用した事例をお届けしました。
手前味噌ですが、特に工数削減の面では自信をもっておすすめできるツールです!同じ様なお悩みのある方は、ぜひご利用ご検討ください。

今後も随時、pivoをご利用いただいている企業さまをご紹介をしてまいりますので、お楽しみに。



今回ご紹介したpivoの詳細は、こちらからぜひご覧ください!

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