User Experience DesignUXデザインコンサルティング

新規事業のアイデア創出支援
顧客理解を深め、売れないリスクを回避します
新規事業は成功させるのが難しく、その9割が失敗するとも言われています。
そのわずかな成功確率を高める秘訣が「早く、賢く失敗する」ことにあると、わたしたち えそらLLCは考えています。このアプローチによって、アイデアに対するリアルなフィードバックを早期に得て、アイデアの「弾数」を増やすことができるようになります。
「早く失敗する」とは、アイデアを素早く市場に投入し、直接的な顧客フィードバックを通じて有効性を検証し、迅速に改善すること、「賢く失敗する」とは、そのフィードバックを活用してアイデアを進化させ、次の試みに活かすことです。この連続したプロセスが、アイデアを継続的に改善し、成功へと導く確率を高めます。
えそらLLCは、このアプローチをベースとして、新規事業のアイデア創出を支援します。
アイデア創出支援のすすめ方
リアリティーのあるフィードバックを顧客から素早く得ることが事業成功の鍵
顧客理解にもとづき常に学び続け、柔軟にアイデアを進化させます
生活者を理解する
生活者は何に悩んでいるのか
このフェーズでは、アイデア創出の前段階として、生活者の深い理解を行います。リサーチや対話を通じ、彼らが抱える悩みの本質に迫り、その解像度を高めます。
直面している課題を明確にし、解決策を見出すための基盤を築くことが狙いです。
代表的なアウトプット
・キャスト
アイデアを発想する
誰に、どんな喜びを、どう提供するのか
解決すべき問題を特定し、その問題解決を通じて誰にどのような喜びや価値を提供できるか(=アイデア)を明確にします。
生まれたアイデアをターゲットに示し、どれだけ共感し、喜びを感じるかを検証します。この検証を通じ、アイデアに強く共感する顧客が実際に存在することを確かめます。
代表的なアウトプット
・ペルソナ、ストーリーボード
売れることを証明する
お金を払うほどの価値を感じるか
アイデアがターゲットの課題を実際に解決できるか、そして、その解決策に対して顧客が対価を支払うほどの価値を認識しているかを、対話を重ねて検証していきます。
このプロセスを通じて、製品やサービスの市場適合性と顧客満足度を評価し、ビジネスモデルとして成り立つ可能性を証明します。
代表的なアウトプット
・カスタマージャーニー、シナリオ
えそらLLCのアイデア創出支援の特徴
早く、賢く失敗する
失敗リスクの先送りや手戻りを避けるために、 アイデアが出てきたらすぐに顧客との対話をスタートし、アイデアが市場で受け入れられるのかを検証します。
価値を体験してもらう
MVP(価値を感じることができる最小限のプロダクト)をつくることで顧客に「本物と同等の価値」を感じてもらい、「アイデアにお金を払うほどの価値を感じるか」を評価してもらいます。
対話の仕組みをつくる
事業開発のベースになるのが顧客との対話です。仮説検証をスピーディーに回すために、検証に必要な人といつでも気軽に対話できる仕組みを構築します。
アイデア創出支援の事例
3ヶ月でピボットに成功
累計販売5万台を超えるヒット商品に
コクヨ株式会社 様
IoT文具
1年かけて考えたアイデアが存在しましたが、アンケートを通し、思った以上に需要が弱いことが判明し、新たなアイデアを模索しているところでご相談いただきました。
再度、実際の家庭での学習の様子を観察することからはじめ、顧客理解を高めて仮説を立て直すことで、コンセプトのピボットを行いました。結果、累計販売5万台を超えるヒット商品が生まれました。
対面が好まれるサービスでも、オンラインで安心して利用いただけるように
株式会社NTTデータ・スマートソーシング 様
注文住宅のオンライン相談
住まいづくりには事前に決めておいた方が良いことが多くあり、オンライで相談を受けるサービスが検討されていましたが、「大事な相談は対面でしたい」という顧客の顧客の意識の壁は厚く、実現しない状況が続いていました。
この壁を乗り超えるアイデアを考え、顧客と対話しながら、具体的な対策やオンラインならではの施策を考えていきました。
顧客と会う活動を通して、幅広い領域の中から解くべき課題を発見
キッコーマン株式会社 様
飲食サービス
新規事業の立ち上げ経験が少ない中で、事業領域が定まらず、ピンとくるアイデアに出会えないことから、動き出せずにいたチームからご相談いただきました。
行動観察、インタビュー、MVP検証を通してたくさんの顧客と直接会い、具体的な個人のエピソードを通して自分たちが取り組むべき課題を見つけ出していただくことができました。最終的には当初予定に無かったサブスクリプションサービスが誕生しました。
インタビューによる仮説検証が
サービス設計の改善につながった
株式会社ゴーリスト 様
外国人向け就職支援
当初の手持ちのアイデアが前提としていた仮説を洗い出したところ、サービスの設計自体にリスクを抱えている可能性があることが想定されたため、その点を中心にインタビューを実施。
チームの想定とは異なる発見が得られ、プロダクトに反映させる形で実装、ローンチされました。
また、ストーリーボードを使ったアイデア検証の内製化を支援。チーム自ら検証できるようになりました。
空港内職員同士のコミュニケーションの課題を、最短期間で解決
日本航空株式会社 様
空港内コミュニケーションの改善
実際に現場に入らせていただき、各職員の業務上のコミュニケーションを観察。それぞれの情報ニーズと課題が発生する構造的な理由を可視化しました。
それをもとに各職員とアイデアを考え、結果をストーリーボード化し、社内ヒアリングを重ねることで解決の方向性を決定。コアとなる機能を特定し、国内主要空港で2000人規模の職員が使うプロダクトとしてローンチしました。
新規事業のためのアイデア開発に伴走
プロセス改善の提案含め多角的に支援
野村ホールディングス株式会社 様
事業開発チームへの伴走
事業開発チームとともに、金融を取り巻く領域であらたな事業を次々に生み出していくための取り組みに伴走させていただきました。
様々な事業アイデアに対し、事業開発の専門知識をもとにした気づきを提供したり、スピードアップにも貢献しました。また、超初期のフェーズで顧客と会うことを標準とするなど、より質の高いアイデアを量産するためのプロセスの提案も行いました。
サービス紹介動画のご案内
えそらLLC の新規事業の立ち上げ&アイデア創出支援について、「どのような流れで進めるのか」「具体的に何をやってくれるのか」「いくらかかるのか」等、事例をふまえてご紹介します。
成功のための協業
スタートアップも大企業も、立ち上げ期にはリソースとスキルが不足しがちです。この段階で「早く賢く失敗する」ためには、効率的な対話とスキルセットの確保が鍵となります。特にリサーチ技術、デザインスキル、ビジネスモデル構築に必要な資源が足りない場合、その全てまたは一部を外注することをお勧めします。外部の専門知識を活用することで、目標達成への道をスムーズに進めることができます。
→ 新規事業のUXデザインは自社でやるべき?それとも外注すべき? | えそらLLC UX ブログ (esaura.jp)
→ UXデザインを依頼する前に知っておきたい!内製と外注の選択のコツ | えそらLLC UX ブログ (esaura.jp)
えそらのリソース | 貴社のリソース | ||
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壁打ち・ファシリテーション | ![]() |
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まるごと支援 | ![]() |
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